2011年6月12日日曜日

藤田麻衣子 ~ 5th Anniversary year ~ Early Summer LIVE 2011

藤田麻衣子 ~ 5th Anniversary year ~ Early Summer LIVE 2011~ ツアーファイナル 6.11 渋谷C.C.Lemonホール に行ってきました。

藤田麻衣子さん、良かったです。相変わらずのいい声いい曲でした。

、、、ライブ自体は良かったんですが、想像の範囲内というか、まあ何を期待しとるんじゃ?という話ですが、なにか拍子抜けな感じで帰ってきました。たぶんフツーな感じだったんでしょう。

■ライブの感想
 曲も声も好きなのでとてもよかったです。もっともっと売れて、チケットとれないくらいになって欲しいですね。

■ライブとしての感想
ライブの良さって、音圧とかアーティストさんとの近さとかの臨場感と、オーディエンスの一体感、特別なアレンジとかセッションとか演出とかっていう3点くらいを思いつきますが、私にとっては今回はどれもいまいちだったかな。
・臨場感に関しては席が割と遠かったのでイマイチ。カメラとか機材が近くって、ファンの音がずーっとしてるし。
・演出に関しては特に何もない感じ。というか、震災の影響もあって控えめな印象。
・オーディエンスの一体感・・・個人的な話ですが私にはこれを感じる感性がないんです。たぶん。
大きめの会場でのライブは(この年で・・)初めてだったんですが、外野席での野球観戦と似てますよね。みんなと盛り上がっている気分に酔える才能が必要なのかって思いました。サッカーも野球もTV観戦のほうが良く見えるのでいいなとか思ってしまう人なので、向いてないんですね。近くの席が取れないと楽しめないのかなと。

■トークの内容が微妙
トークが下手とかそういう話じゃなくて、普通にそれなりに面白いと思いますが、今回の内容がどうもリアルな話なので嫌だったかなー。去年、それまで順調に毎回箱を満杯にしてステップアップしてきたのに、CCLemonホールで未達成なのが自分的にも周りに対しても申し訳なくって悔しくって・・・的な内容を宣言されてもね。とっても向上心が強くて、責任感や使命感も強くてそういう発言をしたんだと思いますが、(こういう仕事するには、性格的にはとてもあってるんだと思いますが、)気持ちは想像できるけど、そこは言わなくてもいいんじゃないかな。ちょっと引く人もいると思うんですよね。私みたいに。フツーに決意表明でよかったんじゃないかな。周りへの感謝と、オケをバックにできるようにって言うだけで気持ちは伝わると思います。

あと単語のセレクトも考えたほうが良い気がしました。『現実逃避してね』と言われても、マイナスイメージが強い単語はやっぱり違和感ありまくりです。言いたいことはわかるんですが。今のこの時間を楽しんでと言えば良かったのではないでしょうか。。。。本当はそんなことも言わないほうがいいと思うんですけどね。たとえば、非日常を楽しむ空間で最もわかりやすい例だと、ディズニーランドとかですが、、そんなこと言われないですよね。演出で引き込んでください。プロなんですから。
これって、いいところでもあるんですが、発言とか、歌詞とか、どストレートなところが、若干、気になります。。。使い分けをしていない感じなんでしょうか。歌詞とかでも、いやそこまでは言っちゃダメじゃない、的なところがありますよね。例えば『明日も笑おう』(個人的にとっても好きな歌ではあるんですが、、、)の、「希望を持っていこう」ってオイオイと突っ込みたくなりましたし、「・・・何かを気付かせるために・・・」ってあまりにありふれたフレーズ、かつ上から目線を感じるとか。もしかして、一般に受け入れられるかどうかの、ちょっとしたポイントなのかもしれませんね。(「最後に愛は勝つ」って一発でしたよね。。。)

■もっと売れてほしい
トークで触れられたように、去年、渋谷C.C.Lemonホールでソールドアウトできなかったのが、気持ち的にいろいろ影響が大きかったそうですが、大きなプロモーションをしていないのに、2000人クラスの会場でライブができるのって凄いことだと思うんです。ここから先はマスが相手になるので、プロモーションにお金をかけるか、何か社会現象とかに乗っかるとかしないと難しいんでしょうかね?地力(自力?)はあると思うのでもっとメジャーになってもいいと思うんですけど、、、、

もっとたくさんの人に、藤田麻衣子さんの歌を声を聞いてほしいです。もったいないです。

乙女ゲーのタイアップ程度では難しいのかな。ゲームは限られたファン層になるし(さらに乙女ゲーだと狭い)、アニメも同じ。ただアニメのほうが歌のプロモーション的に一般的になってますが、アニメの主題歌とかもお金ないと採用されないみたいだし。(落札とかあるらしいし?)TVのドラマ主題歌とかも大手が入るから難しいんでしょうかね。



■関係ないですが、鑑賞環境が残念でした。
隣のおっさんが、ICレコーダーで録音してるし。トラブルになるのが嫌だったので注意しませんでしたが、イヤーな気分になりました。声出すとこでキーが外れてるのも嫌だったな。前のおにーちゃんは背が高くて頭が若干ジャマ。横ではカメラが回っていて、カメラマンは仕事でここにいるのか、、とか、後ろでは機材のファンの音が常に鳴ってるし。バラードでとってもジャマ。うーん。残念。

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